お知らせ > 水なし洗車の仕組み
今までは、水を使った洗車が主流でそれが当然だと思っている方も多いかと思います。
本当に水なしで洗車できるの?ボディにキズが付かない?など、多くの疑問にお答えするカタチで水なし洗車の仕組みについてご説明いたします。
◾️水なし洗車が可能になる仕組み
まず、水なし洗車では従来の洗車用洗剤とは違い、水なし洗車専用洗剤を使用します。
専用液剤に含まれているカオリンクレイという成分がボディーについた汚れを浮かび上がらせることで汚れを除去します。
カオリンクレイとは
※カオリンクレイとは、美容パックや化粧品などにも多く使われている成分で、汚れ、油を強力に吸着する作用があります。
カオリンクレイはマイナスイオンを帯びており、プラスイオンである汚れを引きつけます。
この効果によって汚れをボディーの表面から浮かび上がらせ汚れを除去することが出来ます。
◾️洗車方法
① 専用洗剤をスプレーで噴射
洗車時は噴霧器(スプレー)で霧状に均一に散布することで、ボディーとの摩擦をなくし、キズの発生を防ぎます。
② 特殊なマイクロファイバークロスを使用
特殊な超極細繊維で作られたマイクロファイバークロスを使用して汚れをすくい取るように除去することで、水を使用しなくてもキズを入れずに洗車することを可能にしています。
一般的な水とシャンプー、洗車スポンジを使用する洗車と比べても、さらに摩擦が減少するため、水洗い洗車よりも洗車キズの発生を抑えることができます。
③ WAXでコーティング
最終仕上げは、カルナウバ蝋というワックスにも使用されている成分が含まれている専用液剤を使用し、ボディの表面に塗り込むことでしっとりとしたツヤを出します。
カルナウバ蝋とは
ブラジル北部の高地に自生栽培されているカルナバヤシの葉から採取することができる蝋のことで、
葉の部位によって品質やグレードが異なりますが、『蝋の女王』とも呼ばれるくらい高級な蝋です。
植物性であり、口紅や化粧品、医療にも使われいるため高い安全性が確認できます。
カルナウバ蝋の効果
【防汚性】
椰子から抽出される植物性の最も硬い蝋なのでボディーの表面を強力に保護します。
【耐シミ性】
水を使わない洗車のため、デポジット(水シミ)ができにくくなります。
【ツヤ】
ガラスコーティングとは違い、天然ワックスにしか出せないツヤがあります。
以上、水なし洗車の仕組みでした。
次回は、いつどのタイミングが洗車にするのに良いタイミングなのか?をご説明いたします。